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クルマ&バイクの話⑨ - こける瞬間。 [好きなこと]


そういえば、オートバイでこける瞬間って意外と、怖くは無いんです。

通常は、前に書いているように、オートバイと一体となっている状態ですから
走行中は恐怖心から開放された精神状態にあります、むしろハイな精神状態で
気持ち良く走っているその時に、不意を突いて、転倒が訪れるのです

その瞬間、一瞬、あれっ!と何か違和感を感じた瞬間から、グイっと現実の世界に
引戻されるように全身の感覚が、周囲から切り離され、生身の個の人間に戻ります
そして急に、地球の重力を感じながらアスファルトへと叩き付けられるのです
この時には“あっ、こけたんだな!”と、認識してはいるのですが
けっこう冷静で、目に映る場景はスローに感じられます
オートバイが自分の体を離れて路面を滑って行く様子もハッキリと見え
自分の置かれた状態を認知しながら次の行動を思考しています

転倒の次に起こりうる複次的な被害を避けるべく、素早く立ち上がり
周囲の状況に気を配りながらオートバイへ駆け寄り路肩へと移動させます

大体この辺りまでは無意識の内に脳や体が反応して行動しているのですが
ひとまず2次的な危険を回避して、ホッとした瞬間に感覚が戻ってきて
急に体に痛みが走ります

道路に打ち付けられた肩や肘や腰に、痺れを伴なった鈍い痛みを感じ
アスファルトで擦り剥き摩擦で焼かれた腕や足が、ズキズキと痛み
全身が熱を帯びて、だるく重たくなっていることに気付きます
そして痛みを感じることで、“あっ、生きているんだな”と思い
転倒したことの恐怖が急に襲ってくるのです

つまり、こけた後に冷静になってみると“怖いっ”て、いうことなんですね

.....つづく。


5年生3学期から始める中学受験⑳ - 入試結果偏差値。 [教育・受験]


ところで皆さん、既に御存知かと思いますが
中学受験に関する模試は「首都圏模試」の他に
「四谷大塚」と「日能研」が、それぞれ主催する模試が主流で
この3つの模試を総称して、「3大模試」と言うそうです。
中学受験を志す受験生は、これらの模試の内から
幾つかを受験して、実力を測りながら勉強しています。

これらの模試は、受験する母集団に違いがある為
判定結果にも差が生じて来ます。
母集団の学力が高めなのが四谷大塚と日能研で
その分首都圏模試よりも結果偏差値は低くなります
また、各校の合格可能性偏差値の分布を比較すると
四谷大塚と首都圏模試は、大体同じ様な分布になっていますが
日能研のものは、他のふたつとは若干異なっているようです。
これらのことを考慮すると、実際の実力を知る上では
複数の模試を受験した方が良いのかと思います。。。

そうそう忘れていました... 初めて受けた模試の結果が
4教科で「38」という偏差値からスタートした訳ですが
最終的に合格した学校の、首都圏模試の入試結果偏差値は
「61」という数字になっていました。
そのまま単純に計算すると「23」の上積みに成功した訳です。
どうです、皆さん大いに希望が湧いて来たのではないでしょうか

偏差値「61」という数字。 
いわゆる“超難関校”の偏差値ではありませんが
中学受験では“難関校”と言えるレベルの数字だと思います。
小学校5年生の3学期から受験勉強を始めて
超難関校へ合格出来るとは言いませんが
難関校ぐらいならば十分に狙えるのではないでしょうか?
みなさんも決して諦めないで、最後まで努力して頑張ってください
子供の持つ可能性はとても大きいものですから。。。


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5年生3学期から始める中学受験⑲ - 偏差値。 [教育・受験]

春休みの終わりまでは概ねこのような感じで進みました。
そして新学期が始まると、いよいよ6年生です。
受験生を対象とした各種模試も始まり
気持ち的にも、本格的に受験生モードへ切り替わります。
この時期から、学校見学や入試情報等の収集も本格的になり
受験生の親達も忙しい日々が始まります。

さて、模試と言えば偏差値なのですが
我が家のように、受験勉強のスタートの遅かった方や
また現時点で成績が伸び悩んでいることを心配している方の為に
諦めなければ何とかなるというのを証明する為
我が子が5年生の11月に、はじめて模試を受けた時の
偏差値をここで明らかにしてておきます。

この時に受けた模試は、「首都圏模試」と言うもので
首都圏模試センターが開催しています。
4教科判定の試験に申し込んで、受験結果は、
4教科偏差値が38。 2教科偏差値で41。
という数字でした。
もちろん、合格判定の対象校として記載した
志望校の合格可能性は、全て30%以下...
惨憺たる結果です。 でも、大丈夫。
決して諦めないで下さい! 子供の可能性を信じるのです。

実際、我が家では、この程度ではへこたれませんでした。
というか、もともと何の準備もしていなかったのですから
今まで塾に通って勉強してきた子供達と一緒に試験を受けたら
結果はこんなものだろうと、予想は出来ていましたので。。。
これから後は、UPするのみ!!と、あくまでも前向き思考です。
今現在塾に通っているお子さんも、悲観する必要は無いと思います
我が家のようにゼロからはじめても、合格まで辿り着いたのですから
既に塾へ通っている分だけ、下地は出来ている筈ですので
これから上積み出来る可能性は、十分に有ると思います。
要は、子供に動機付けを上手に出来るかということと
親がどれだけ一緒に頑張ることが出来るかだと思います。


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クルマ&バイクの話⑧ [好きなこと]

久しぶりに、クルマ&バイクをテーマに書きます。

前回、風に成る感覚について書きましたが、
バイクを操る感覚についてもう少し書いてみたいと思います。

オートバイは全身を外気に曝して走る乗り物です
そしてオートバイを操るには全身の筋肉を使います

カーブへと進入して行く時は、曲がって行く方向とは反対側に
ほんの一瞬だけ重心を移して車体を傾け、次の瞬間には
曲がる方向におしりをずらしながら一気に重心を移動する事で
内側に車体ごと傾きつつコーナーをクリアしてゆきます
この時、スピードを調節する為に、左手はクラッチレバーを握り
右手はブレーキレバーを握りつつアクセルグリップを調節する
そして左足ではシフトペダルを操作し、右足はブレーキペダルを操作する
これらの動作を瞬間的に行いながらカーブへ進入します

肌に感じる風のわずかな変化に気を配り
また目では、行く手に危険が無いか、そして路面状況は問題ないかを探り
耳でも、周囲に他の乗り物等の音はしないか、異音はしないか等を聞き分け
場合によっては臭いでさえも判断材料として活用する
そして第六感もフル動員であらゆる事を判断しながら走るのです
(ムム、この先に美味しい食事のできる店がありそうだ...。 とかっ。)

オートバイでの走行に集中していくと
しだいに自分の体の動きがオートバイの動きへと自然に伝わるようになり
体とオートバイが一体となって動いているような感覚へ引き込まれてゆきます
つまり自分とオートバイが一塊となって突き進んで行くのです
(この時、前回でも説明した風に成る感覚がやって来るのです。)
自分のわずかな動きにオートバイが敏感に反応して道をトレースし
タイヤの拾うわずかなギャップを体が敏感に感じ取り、反応して次の動作をはじめる
オートバイを駆る感覚というのはこんな感じです

また、この時の視覚的な感覚は
もちろん危険を察知する為に前方へ集中しているのですが
一方で、さらに前方の状況を見(これはどちらかと言えば第六感に頼っているかな。)
目の端では周囲の状況に気を配りつつ走っています
視覚の端に捉えた景色は青や緑や茶等の色の線となって高速で流れてゆきます
この状態の時に、もちろんしっかりと前方を認識しているのですが
脳内の風景は、第六感で見ている(さらに)前方の景色へ向かって
自分の直ぐ前の景色と共に渾然と線状になって進んでいるような感覚にとらわれます
まさに、風と成って進んでいる瞬間です

オートバイを駆るのは楽しいですよ!!
こけると痛いけど...。

.....つづく。


5年生3学期から始める中学受験⑱ - 科目別要点整理。 [教育・受験]

塾では、復習を兼ねながら4科目のまとめをして行くのですが
それでも各科目ともに、週に1度しか講義が無いのですから
やはり時間的なことを考えると、塾の内容だけでは厳しいです
そこで、4科目分の要点をまとめた問題集を用意して
塾での学習とは別に予定を立てて進めて行きました。

重点科目はやはり、算数です。

国語はもともと、他の科目に比べて良く出来る方でしたので
毎日の漢字演習と塾の講義にある程度任せておいて
あまり慌てずに進めるように計画を立てました。

理科と社会はある程度暗記科目ですので
出題範囲の学習を一先ず終わらせてから
本格的に実力養成をして行くように計画しました。

算数に関しては、力を付けるためには
出来るだけ多くの問題演習をこなすことが必要ですので
この部分に一番多くの時間を割きました。

学習の内容的には
算数
       計算演習問題       -毎日
       まとめの問題集      -週4日
       塾講義&復習       -週1日
国語
       漢字演習問題       -毎日
       まとめの問題集      -週3日
       塾講義&復習       -週1日
理科&社会
       まとめの問題集      -週3日
       塾講義&復習       -週1日
(週末土日を含む)
こんな感じで、平日が1日1科目づつ、週末が4科目づつ
進めて行く計算になります。
まとめの問題集を最後までひと通り終わらせるのが
6月末というのが、当初の予定です。

まあ実際は、そんなに予定通りには進みませんので
少しづつ修正を加えてこなしてゆく事になります。。。

以下に、この記事中で取り上げている
要点のまとめ学習に使用した問題集を紹介して置きます。
興味がある方は見て下さい。

丸まる要点ノート国語―国立・私立中学受験

丸まる要点ノート算数―国立・私立中学受験

丸まる要点ノート理科―国立・私立中学受験

丸まる要点ノート社会―国立・私立中学受験


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5年生3学期から始める中学受験⑰ - 塾学習・3学期&春休み。 [教育・受験]

さて塾での学習ですが、3学期の間は
四谷大塚の演習問題集で算数4年上・下を
予習シリーズテキストで理科・社会5年上を
復習を兼ねながら進めてゆくのでした。
また国語に関しては別途塾が用意する内容で学習を進めました。
勿論ここで教わる内容は受験用ですので
学校の授業では習っていない部分も含まれています。

この様に、すでに塾で学んできた子供達と比べて
かなり遅れているということもあって
塾の講義で問題無く出来た部分は軽く流して
解からなかった部分の理解に重点を置いて進めて行き
家での復習もこの点に絞ってするようにしました。
そして、春休み中には上記の範囲のテキストを終えて
次のテキストへ移行することが目標です。
塾での春休みのスケジュールは、午前中9時から13時まで
トータルで7日間、4教科をみっちりという内容です。
午後と塾の無い日はもちろん、家での学習の時間です。

何しろ時間が限られている為、一度受験に出る範囲の学習を終えて
実践問題に取りかかれる態勢に持って行かなければなりませんので
必然的に進度も速くならざるを得ません。

この時期は、取り敢えず先に進むことに重点をおき
応用問題等の実力アップは後回しにしました。
但し、前にも書きましたが計算&漢字の演習問題は
毎日欠かさずに行い、基礎固めを怠らないようにします。

参考までに、この記事中で何度か取り上げている
基礎固め学習に使用した問題集を紹介して置きます。
なかなか良かったので、興味がある方は見て下さい。
この問題集、模試の会場等でも持参している子が
結構居たらしいので、もしかしたら売れ筋なのですかね?

中学入試でる順漢字3500

中学入試でる順算数計算900


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5年生3学期から始める中学受験⑯ - 塾通い&スケジュール。 [教育・受験]

さてさて。
塾での学習の方ですが、その前に、以前にも書きましたけれど
我が家では5年生の2学期末に、受験を思い立ちました。
それまでは、ピアノ&英語を習いにそれぞれ週1回づつ通っており
普通ならここで、この習い事を止めて受験に専念するべきでしょうが
(何と言っても受験までに残された時間は僅かですから...)
せっかく今まで続けて来たのだから、ここで止めては勿体無い
将来の為にも続けるべし! という信念のもと
そして本人も楽しんで通っているということもあって
習い事もそのまま続けさせました。

1週間のスケジュールを振り返ってみると
月曜:学校→宿題→ピアノ練習→英語学習→英語塾→食事等→受験勉強
火曜:学校→宿題→ピアノ練習→英語学習→塾(国語)→食事等→受験勉強
水曜:学校→宿題→ピアノ練習→英語学習→塾(理科)→食事等→受験勉強
木曜:学校→宿題→ピアノ練習→英語学習→受験勉強→食事等→受験勉強
金曜:学校→宿題→ピアノ練習→英語学習→ピアノ教室→食事等→受験勉強
土曜:ピアノ練習→英語学習→塾(社会/算数)→昼食→受験勉強→食事等→受験勉強
日曜:ピアノ練習→英語学習→受験勉強→昼食→受験勉強→食事等→受験勉強
というような、けっこうハードな内容になっています。。。

ピアノは11月に発表会があり、毎日の練習も欠かせません
そして英語も同じく11月にスピーチコンテストがあり
こちらも毎日の反復学習を怠る事は出来ません。。。
そう、ピアノ発表会も英語スピーチコンテストも
受験を目前に控えての時期でしたが、共にきっちりと参加しました。
もっとも、ピアノはそんなに本格的なコースではありませんし
通っていたのが小さな塾であった為、塾のスケジュール調整も
容易であったという具合に、条件的に恵まれていたということもあります。
それでも何とかやり遂げて、受験でも合格を勝ち取れたことが
本人にとっては、とても大きな自信になったようです。
ですから、もし本人が好きな事であれば止めてしまわずに
可能な限り、続けても良いのではないかと思います。

まあ、親はその分大変なのは事実ですが...
最近は、子供が被害に遭う犯罪も多いので
塾や習い事の行き帰りも安心出来ませんから
必然的に、送り迎え等で親が果たす役割は大きくなります。
そうなると、母親の負担がかなり増えてしまいますので
我が家の場合は、父親である私が仕事を早く終えた時には
帰りに子供の塾へ迎えに寄って帰ったりすることで
負担を分かち合うようにしました。
ともかく、受験生を抱えた家族というものは
思ったよりも大変だと言うのが、正直な感想です。


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5年生3学期から始める中学受験⑮ - 私立校へ通う意義。 [教育・受験]

先日、入学式に出席して感じたことを書きます。

受験をして私立の中学に入学することの意義ですが
やはり、学校側の姿勢に公立との違いを強く感じます。

進学実績を重視する私立では、当然のことなのでしょうが
まず、先生方の意気込みを強く感じられます
皆が同じ方向を目指しているなという雰囲気があります。
この点は公立と大分違うように思うのですが。。。

そして、中学1・2年の内に基礎学力を固めると共に
確りとした学習習慣を身に付けさせるという
明確な指導方針を持っているということ
(これは、どこの学校の説明会でも言っています。)

それから、公立とは一番異なるのが
中高一貫というメリットを最大限に生かした学習内容です。

中学は義務教育なので、国から支給される教科書が配られますが
現在のゆとり教育の内容に沿って編集された教科書では
内容が薄過ぎるので、使用しないということです
中高六ヵ年教育に合わせたテキストなる物を渡され
そちらを利用して授業を進めていくそうです。。。

しかも中高一貫校の場合は、この内容を高2までに
終わらせてしまうのですから、この時点で既に
公立校の生徒達は差を付けられてしまう訳です。

ですから、大学受験を考えた場合には
公立校に通う生徒達は、当然の如く学校の授業だけでは足りずに
塾通いが必須という事になってしまうのですね。。。
私立校に通う生徒達にも、塾へ通う人はいますから
その差を詰めるのが大変なのは良く分かります。。。

私立の中高一貫校の場合、
高校受験が無くて中弛みが有るとか
学校によっては切り捨てが在るのが現実だとか
問題点も指摘されたりしていますが
実際に、公立校と比較して見ると
設備面等も含めた教育環境の差は、かなりのものだと言うのが
正直な感想です。。。

どちらが良いのかは、それぞれ。
子供の適正も含めて検討してみれば良いと思います。
賛否色々と有るとは思いますが、
子供が、その学校の校風に合っているのなら
私立へ通わせるメリットは、十分に在る。
というのが、現時点での感想です。


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5年生3学期から始める中学受験⑭ - 受験勉強、親の役割。 [教育・受験]

さて。
という訳で、この時点で学習のスケジュールに関しては
母親に主導権を渡すことにしたのですが。。。

我が家だけなのでしょうか、母親というのは子供に対して結構厳しい。
“自分でスケジュールを考えて進めろ” と言いつつも
スケジュール表を作成して渡し...
スケジュール通りに進まないと
“ふざけてないでスケジュール通りに進めろ” と怒鳴り...
子供がアップアップして来ると今度は
“進み具合を考えて自分でスケジュールを調整しろ” と怒り...
子供が自分で考えて、少しペースが落ちるとまた
“なんでスケジュール通りに出来ないんだ、ちゃんとやれ”
と言う具合に...。

まあ、言いたい事は良く解るのですが、何分にも相手は小学生
そこまで求めるのは厳しいんじゃあないのと思うのですが...
ここでまた一言口を挟もうモノなら、またXXX
なんだかんだと受験は本当に大変です...。

そうは言っても結局は、進み具合に合わせて何度も何度も
スケジュール表を作成し直しているのですから
それはそれで大したものだと思います。
やはりそういったサポートは、中学受験をする小学生には
必要だと思います。自分でアレンジするにはやはり幼すぎますので。。。
最初から怒鳴ったりせずにやってあげれば良いのにと、思うのですが
心配だからこそ、ついつい怒ってしまうのですよね。。。

但しこの“愛のムチ”も程々で抑えて置かないと
子供も段々とストレスを貯めて行く事になり
逆効果になってしまいますので、注意が必要です。
実際、我が家でも後々、この事がもとで問題が発生する事になるのです...
まだまだ完成していない子供ですから、本人任せではまだ無理ですし
かといって干渉しすぎても駄目。この辺りのバランスが重要です。


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5年生3学期から始める中学受験⑬ - 受験勉強、基礎学習。 [教育・受験]

久しぶりの記事です。
.....。

さて、受験勉強を始めてまづ気付いた事ですが
予想以上に小学校での学習内容が薄いということです

算数の計算問題演習の場合、勿論受験対策用ですので
まだ学校では習っていない部分も含まれているのですが
単純な4則計算を工夫して解くような問題でも
授業ではカバーされていないらしく、詰まってしまうのです
自分達が子供の頃には授業で習ったであろう内容も
最近の子供達には未知の世界であり
そしてこの様な部分が正に受験で問われるのです

この様な事実を勘案すると、やはり早い段階での塾通いは
仕方ないのでしょう、明らかにこの段階で差がついています
そうは言っても出来るだけ早く基礎固めをして追いつかなければなりません
しばらくの間、私が毎日付きっきりで算数をみる事にしました

国語の漢字演習に関しては、応用力の不足そして語彙の欠如を感じました
漢字そのものは書けても、その漢字の持つ意味を理解しておらず
したがって文脈から適切な漢字を当てるような問題が弱いのです
これは、国語辞書を引いて意味調べをするような学習が要求されない
現在の学習内容に大きな原因が有るように思います

取り敢えず、漢字演習で間違えた漢字をその都度、辞書で引いて
きちんと意味を理解した上で進めるようにさせました

このようにして基礎学力を固める為の学習を始めたのですが
上記のような理由から、当初計画した通りには進まず
学習計画にずれが生じる事になりました

この事態に焦ったのが母親です
“こんな基礎問題になんでそんなに時間がかかるのか!(怒)”
“一々辞書なんか調べてないでさっさと進めんか~!(怒)”
“やる事は沢山あるのだからさっさと終わらせろ~!(怒)”
...。
というように、カリカリとし始めたのです
そして怒りの矛先は我が方にも...
時間が掛ってもしっかりと理解しながら進めるべきだという私の意見と
こんな問題で時間が掛るのはおかしい。ささっと進めさせろという母親との
対立という図式が生じたのです
その為、子供は、学習の進め方を変更することを母親に要求されて
板挟み状態で戸惑う事になってしまいました

つまらない諍いで意欲を削いでしまう訳にはいきませんので
仕方なく私が折れる事にして、修正を加えながら進める事にしました
この後も何度となく同じような衝突が繰り返されるのですが
母親というのはやはり、子供と一緒に過ごす時間も長いせいか
父親に比べて子供に対する要求が厳しいように感じられます
学校から帰ってからの無駄な時間が多いとか
やる気が見られないとか、父親から見れば頑張っているように思えても
母親は納得いかなかったりするようです
まあ、気持ちも分るのですが、厳しいばかりでは意欲を失わせてしまうので
ここは父親が上手に誉めつつやる気を高めてやらなければと
苦労するところです

この様な受験を巡る両親の衝突は大抵の場合避けては通れないものだと思います
けれども、受験するのは子供ですから、いつまでも争っていても仕方ありません
正直、お互いに大変ですが、どうすれば子供にとって一番良いのかを
冷静に話し合う姿勢を忘れないようにしないといけませんね!

.....つづく。


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